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自己紹介

1517

Author:1517
文化と文明を対比しながら考えています。必然性を高めながら正しい努力を継続しています。

反・反韓流ブーム 

2011/08/16 Tue 11:12 - category:考えたこと

最近フジテレビを筆頭として、韓国ブームをあおりすぎなんじゃないかという反発が少なからずあるように思う。反韓流ブーム。お台場でデモをやったりしているらしい。
そのことについてちょっと思ったことがあったのでとりあえず要点だけメモっておこう。

①テレビのキャプチャ画像などを見るに、番組作りに何かしらの意図が含まれている可能性はとても高いように思う。

②フジ・日テレは外国人株主比率が20%を超えており、この値は放送免許更新ができないことを意味するレベルらしい。

③韓国では国家予算を投じて自国の文化を広める部署があるらしいが、自国の文化を広める行為自体は特に問題ないというか当然の行いだと思う。ただ、直接的に番組内容に影響を与えるようなことをしているならそれは問題だろう。

④放送事業者は国から許可を得て、電波帯という共有資源を独占しているわけだから、「一企業体が勝手にやってることなんだから、文句があるなら見るな」という主張はどうも納得いかない。放送の公共性は保たれるべきである。これから徐々に影響力は弱まるとしても、現時点では放送は情報インフラといっていいレベルだ。

⑤もともとマスメディアがある特定のテーマをおおげさに宣伝する・煽るということは、ずっとまえから行われていたと思うのだけれど、今回こと韓国関係のテーマについて過敏に反応しているところをみると、どうも本質とは別の純粋な反韓感情を持った人たちが騒いでいるだけのような気がしてしまう。

⑥重要なのは反韓流ではなくて、反韓流を含んだより大きな「反マスメディア」「反情報操作」ではないだろうか。そういう意味で、ぼくは単純な反韓流ブームには(方向性は間違ってないと思うけど)反対している。反・反韓流ブーム。




正直、ヨン様のときは確かにブームだったなぁ。あのころが懐かしい。

それと、これからテレビの広告収入が落ち込んでくると、番組の合間のCMだけじゃなくてタイアップと称して番組内でスポンサー関係のものを直接扱っていくようなケースが今以上に増えると思う。(家電を紹介してみたり、ファミレスでひたすら飯食ってみたり) そうなってくると、ますます放送と情報操作が密接な関係になっていくんじゃないだろうか。

テレビ番組はタダで見れる。でも放送主はその見返りをちゃんと持って帰らないといけない。タダより高いものはないってのはこの事な気がする。

映画「運命じゃない人」 

2011/08/12 Fri 09:52 - category:映画

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中村靖日、霧島れいか 他

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新文芸坐で。昨年12月。
新文芸坐の2000年代もう一度見たい映画ランキング1位の作品。

おもしろいです。純粋に楽しめる映画でした。
この監督の「アフタースクール」も年末に観ましたがこっちのほうが好きです。




直接影響を受けているかは知らないけど、チュンソフトのテレビゲーム「街」「428」にとてもよく似ています。

テーマ: 映画館で観た映画 - ジャンル: 映画