自己紹介

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東京都内に住んでいます。地震などの災害に弱い木造住宅密集地域を省略して、モクミツ地域と呼ぶそうです。何が言いたいかというと、私はいまモクミツ地域に住んでいるということなのです。

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「告白」読みました 

2010/07/17 Sat 22:05 - category:何かの評価

告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)
(2010/04/08)
湊 かなえ

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友達に薦められて読みました。ほんとは映画観に行ってもいいかなと思ってたけど、もう話がわかっちゃったので多分行きません。

面白い作品でした。愉快ではないが。

なんというか、読み終わった後に気分が晴れる感じではありません。むしろ、「うーん・・」とうなる感じです。
ただ、そういう作品が嫌いかと言うと全然そんなことはなくて、印象に残っているのはそんな作品ばっかりです。

各章で登場人物それぞれの視点から事件を眺めた構成になっています。それを通じてどういう経緯だったのかが徐々にわかって来ます。登場人物は、かなりキャラが立っていて「こういうヤツいそうだな」というヤツの「こういう」の部分をめちゃくちゃ強調したヤツらが出てきます。とくに、ウェルテルや直君の母親は、気持ち悪いけどいるんだろうなぁと思ってしまった。


この小説を読んで一番心に残ったのは、各登場人物が基本的にクソだということです。それぞれがそれぞれの論理に従って行動しているように見えて、結局その行動のもとをたどるとジコマンに行きつくのです。森口先生も犯人もそれぞれ、自らの動機を肯定しようとしているのですが、結果的に「憎いから」という理由で、法律とか関係なくメチャクチャな行動を取ります。

でも、それが本当のところだと思います。論理っていうのは基本的に後付けで、極論すれば論理的な動機と言うのは言い訳以上のものではないのではないか。そう、思います。


それなら、本作のように、論理的に相手が苦しむ状況を想定したまわりくどい復讐よりも、もっと直接的で直感に従ったもののほうが、わかりやすいし何かすがすがしいよね。

実際はそういう犯罪の方が多いですね。

テーマ: 小説 - ジャンル: 本・雑誌

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